読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

マグロの握り寿司

Twitterでは足りないと思ったこと、残しておきたいことを書く

カップリングとかゾーニングとか雑感

毎日更新、できず。

でも思い出しただけマシってことで一つ。

 

はい、というわけでタイトルのとおりなんですけれどもね。今は同人作家?としてやってるわけですが、対人トラブルが多いです。

僕の他の趣味には楽器演奏とか対戦ゲームとかソシャゲとかありますが、それらより断然多いですね。

自分が巻き込まれたことも、自分から起こしてしまったこともある。

良くも悪くもSNSを通して負の感情が増幅されやすいような気がしている。

で、まあ思ったことダラダラ書くだけなんですけど、自戒の意味も込めてよく聞く「ゾーニング」ってやつを自己流に解釈してみたので聞いてってよ。

ゾーニングとは何か

最近同人周りではめちゃくちゃ良く聞くんですよ、ゾーニング

要するに作品ってのは作者の欲望が凝縮されてるわけで、それを見た人に耐性がないと食あたりを起こす可能性もある。好きな人は好き。ってやつな。

食べ物で言うと、ホビロンとか、くさやとか、まあそんな感じです。

だから事前にいろんな対策をして、耐性のない人がそれを食べちゃわないように気をつけるのがゾーニングという行為です。

具体的には、Twitterで言うと不適切な画像設定をしたり、ハッシュタグで#性転換注意#ふたなり注意とか。まあエロはわかりやすいと思う。やっぱ18歳未満は見ちゃダメ買っちゃダメなんで、やるのは作者側の義務です。

マメな方だとフォロワーウン万人の絵師さんでも未成年と思しきフォローはブロックしたりしてる。これもゾーニングの一環といえばそうなんだろう。

カップリング界隈でのゾーニング

問題は、エロ関連の話ではない。カップリングだ。

僕は個人的にすごい痛い目を見たのでカップリングという言葉自体が嫌いになりつつあるんだけど、書きます。

カップリング文化の始まりとかそういうのはよく【わからない】けど、【多分】女性向けの、【おそらく】BがLな人たちの文化が広まって男性向けでもつかわれるようになったん【じゃないかなぁ】。

意味としては、特定のキャラクター二人の組み合わせ、だが同人では恋愛関係にある状態を指すことが多い。恋愛未満のもどかしい状態なんかでもカップリングという場合もある。

が、大体熱烈なファンは恋愛関係のみを指すと考えているようだ。(これは経験則なので、一概にそうと言っているわけではありません)

ふぅ。まあこういうこと。

カップリング創作(特に二次)周りの人って、作家もファンも、とにかく注意書きが多いんだよ。酷い時は前置きに作品のオチまで全部書きだしたりしなきゃいけないそうだ。

僕にも腐女子の友人が何人かいるのだけど、ほんとよくわからないことで年がら年中悩んでるの。

自分と違う解釈の作品が売れているのでもてはやしてる奴ら全員殺したいとか、そういう物騒なことをですね、茶ァしばきながら言ってるの。楽しく聞いてます。

でだ、僕の友人のように茶飲み話ならいいけど、作品に【注意書きに書いていない自分の気に入らない点】を見つけたら破壊する人がいる。

そりゃもう徹底的に晒し上げて、悪意あるトリミングを行い(マスコミと同じですね)SNSをフル活用して作者を垢消しまで追い込んだりする。

まあBLはいいよ。基本的には女子だけでやってることだし僕には関係ない。女子のいじめはドロドロしてるって言うしな。本人たちもなれてるだろうから別に良いです。勝手にやっててくれ。

問題はね、百合ってやつです。

百合創作では喧嘩が起きやすい

百合というのは、BLの女子版。まあ有り体に言うとレズ。

これは男性向けAVにもレズモノって普通にあるんで、男性のファンが多い。

だけど作家がどうかって言うとちょっと事情が変わってきて、女性も結構いる。

で、女性で同人作家やってる人って男性向け作品で百合愛好してても、【元々は女性向けBLやってた】とか【今でもBLの別垢がある】とかそういう人がいる。

もうわかったでしょう。

そういう作家さんは注意書きの文化に慣れているし、【注意書きに書いていない自分の気に入らない点】を破壊することされることにも慣れている。

だけどやっぱり百合作品が上がるような原作って基本的には男性向けのアニメやマンガなので、全体人口としては男性の割合が多いのよ。

だからそういう事に無頓着な作家やファンの方が絶対数は多い。はず。多分。

なのでしょっちゅう揉めております。

こいつの作ったメシ食べたら、私のアレルギー食材が入ってた!事前に注意されてなかったのに!!みたいなことを飽きもせずやってる。(それに対して気にしすぎだろ怖…みたいなこというとまた喧嘩の種になります)

で、女性作家たちがそういうことやるから同じジャンルにいる男性もその考えに感化されて【腐女子の悪いとこ引き継いだ男】っていうカオスな存在になったりする。

そうやって少しずつ、色んな界隈でカップリング論争がされるようになっている。

まあ僕はもうどうでもいいのですが。関わらないと決めたので。

まあ理解できることもあるんです。自分のこだわってる箇所が否定されたら怒りたくなるのは当然だと思います。

ただ、その感情のやり場として相手を徹底的に追い込むていうのは、ちょっと怖いね。

あと別に、対立意見を持ってる人を否定したくて作者さんは創作やってないと思うよね。自分の好きなものを見てほしいからお店広げてるだけで、考えてもいないと思うんだ。考えていないのがダメですか。配慮にかける。アッハイ。

まあそんなこんなで百合っていうのは割と普通の男性アニメファンが迷い込みやすい領域なんですよ。

女の子がイチャイチャしてるのかわいい~くらいの気持ちで踏み込むと、そこには女子同士の抗争で牙を研いできた怖い人がゴロゴロしてるという。しかも普段は怖い面は見せないから。このキャラが好き~みたいな話ししてても突然、あ私それ【地雷】ですとか言われてポカーンとなる。

地雷というのは、見たくもない要素みたいなことらしい。(この自分は悪くなくて作った相手が悪いって言う考え方がスゲェ女っぽいなあと思う)

ある不幸な事件

とある事件のあらすじを紹介しよう。

Aがとある百合カップリングの合同誌を出そうと計画する。

その頃Aと仲のよかったBが何か協力できる事があったらすると申し出る。

Aは寄稿してほしいと言うことだったので、Bは一本作品を書くことにした。

ただしBは、ガチガチの同性愛は書けないし、自作のスピンオフで面白い話を思いついてしまったからそれを書くが、いいか?と確認を取り、Aはそれを了承した。

Aはかならずしもカップリングを恋愛のみと捉えてはおらず、主催のAが判断したのだから話はそれで終わりのはずだった。

出版直前になって、AからBに連絡が入る。

一部の参加者がBの原稿にカップリングの定義を満たしていないと意見したという。

Bはカップリング論争の面倒臭さを知っていたので、書き直すのも無理だから掲載しないでくれと言った。

でもAは掲載した。掲載したかったからと押し切ってくれた。主催だから権限はある。Bも嬉しかった。

本は売れた。完売した。成功。それで終わりのはずだった。

本を頒布したイベントの数日後、SNS上で何人かが、Bの作品が明らかに百合ではなく不愉快な思いをした。という意見を拡散しだした。

また、Bの作品の内容を悪意あるトリミングで【カップリングを好む人を殺す目的で作られた作品】のように吹聴した。

まあ当人がそう感じてしまったのなら仕方がない。

しかし炎上させて制裁を受けるべきとか、打ち方用意とかそういう言葉を多用していたので、傷つけるためにやっているというか、単なる感想の域を超えているのは明らかだった。

最悪だったのはそれに乗っかって主催者に不満を持っていた参加者も攻撃に加担したこと。

Aは音信不通になり、参加した作家の一部がアカウントを削除し、最終的にBが一部始終を説明したことで悪意ある創作ではなく【事故】であるとわかってもらえたため騒動は終わった。Aも、Bの発表の後に経緯を改めて説明していた。

読者様は神様なのか

もうこれは終わったことだし、アカウントを消した作家の人とも話したけどその人はスッキリやめていけると言っていたし、騒動に対して思うことはない。

でも疑問はある。

作家が読者より偉いなんて言うつもりはない。だけど読者って作家を殺す権利があるのだろうか?

読んだものが不満だったら好きなだけ殴っていいのだろうか?

違うと思うんだよな。

不満を出すなとは言わない。でも気にいらなかったから殺すっていうのは、文明を持った生物のやることじゃあないだろ。

物理的に殺してないからいいとかそういう話ではない。

今はこういう事態を避けるために沢山の作家さんがいろいろなゾーニングを試みて、成功したり失敗したりしている。

先述の事件は、いろんなことがホント最悪な形で噛み合って起きてしまった。

でも、作家側に全責任があって、【注意書きに書いていない自分の気に入らない点】を見つけた読者はそれをいくらでも叩いていいの?ホントに?

ふーん。

違うと思うけどなあ。

悪意を無制限に垂れ流すのは単純に迷惑

歴戦の腐女子曰く、気に入らないことがあったとしても、自分のすることを気に入らない人もいるのだから、許せないことは鍵垢で壁打ちすべし。

そのとおりだと思う。

不満を吐き出す場所は必要だ。だけどそれを広くぶちまけて燃やして殺して、当人は満足かもしれないが作家は筆を折るかもしれない。それを見ている人は、怖いから近づかなくなってそのジャンル自体が衰退するかもしれない。

私の気に入らないモノはいらないから衰退してもそれでいいの!っていうだろうけど。それは迷惑なんだよ。

あと、筆を折る作家のファンに刺されても知らねえからな。

どうしても許せないことって人にはある。それは仕方のないこと。

だけどなんていうか、全て思い通りにしないと気がすまないのだとしたら、申し訳ないけど人間世界に住むにはまだ子供すぎる。

許せないことなんてあまねく全ての人間が持ってる(多分)。それを抱えたまま妥協点を見つけて人間関係を築いている。

どうしてもしんどい時は、プライベートなとこで吐き出す。そういうもんじゃないの。

いきなり路上デモ始めんなよ。手続きしろよ。

そういう話ですよ。

僕も(カップリングじゃないけど)許せないと思って行き過ぎた行動をしたことはあるんで、その反省も込めて書きました。

 

この記事はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。